お葬式の豆知識

ハ行

<ハ行>のことば

▼ハ   ▼ヒ   ▼フ   ▼ヘ   ▼ホ

 

■墓        /はか

遺体または火葬後の焼骨を収め、故人を弔う場所のことをいいます。

 

 

■箸渡し  /はしわたし

2人1組で木と竹を組み合わせた箸を使い、火葬された遺骨からひとつずつ骨を拾って骨壷に入れることをいいます。
地域によっては全員でおこなうところと近親者のみでおこなうところがあります。
「箸」は同音の「橋」に通じると考えられ、この世からあの世へ死者の魂を橋渡しし、無事に三途の川を渡れるようにという想いをこめておこなわれるものです。

 

 

■初盆     /はつぼん

亡くなってからはじめてのお盆のことをいいます(=新盆)。
忌明け前にお盆を迎える場合、翌年のお盆を「初盆(はつぼん)」にするのが一般的です。
普段のお盆よりも手厚くおこなうのが習わしで、親戚や友人・知人を招き、僧侶に読経していただいた後、全員に食事をふるまいます。
「初盆(はつぼん)」は、故人の霊が家に戻ってくる最初のときです。
故人が迷わず家に戻れるよう、白張り提灯をつるして目印にします。
これは、初盆のときにだけ使用する提灯ですので、送り火とともに燃やすかお寺に納めます。
古くから初盆を迎えた家には「盆ちょうちん」を贈る風習がありますが、最近は提灯の保管場所に困ることもあります。
遺族に相談し、希望する別の品を贈っても問題はありません。

 

 

■花環、花輪       /はなわ

慶弔の際に供えるもので、輪の形に造花や生花でつくったものをいいます。

 

 

■般若     /はんにゃ

最高の真理を理解する知恵のことをいいます。
あらゆる物ごとの本来のあり方を理解し、仏法の真実の姿をつかむ知性の働きを指します。

 

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■彼岸     /ひがん

彼岸は春分の日、秋分の日を中心とした前後3日の7日間のことをいいます。
「彼岸(ひがん)」は寺院で法要がおこなわれ、お墓参りなどをして供養します。
「彼岸」というのは仏教用語で「むこう岸」といい、極楽浄土のことを示しています。
春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じという「中道(ちゅうどう)」のときです。
仏教では、どちらにも偏らずにまっすぐであるということで「中道」が尊ばれます。
この期間に「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を実践し、「彼岸」に渡る努力をしましょうという考えからきています。
また、極楽浄土ははるか西にあるため、真西に太陽が沈むこの日は「極楽浄土への道しるべ」と考えられているようです。

 

 

■棺、柩   /ひつぎ

遺体を納めて葬るための木製の箱をいいます。
中に何も入っていないものを「棺(ひつぎ)」といい、ご遺体が安置されたものを「柩(ひつぎ)」といいます。
「棺」にご遺体を納めることを「納棺の儀」といい、ご遺体を運ぶ車を「霊柩車」といいます。
このように、ご遺体を納める前と後で漢字を使い分けています。
現在の棺は火葬を前提として作られています。
棺は木製のものが主体で価格は5万円くらいからになりますが、見事な彫刻が施されているなど50万円から200万円のものもあります。
布張りで作られたものやピンクなど淡い色のものもあります。
また、キリスト教徒向けの棺として、紺か黒地で白の十字架が記されたものもあります。

 

 

■百か日  /ひゃっかにち

亡くなってからちょうど100日目のことを指し、正確には「百か日忌(ひゃっかにちき)」といいます。
以前はこの日も法要をおこなっていましたが、最近では身内だけで供養するか、墓参りをすることが多くなっています。
百か日のお墓参り供養は、土葬が主流だった頃の名残だといわれています。
火葬が主流の今では、遺族の悲しい想いに区切りをつける「卒哭忌(そっこっき)」の意味合いが強くなっています。
「哭」は泣き叫ぶこと、「卒」はやめることです。
泣くことをやめ、心に踏ん切りをつけて新しい生活のスタートを切るといった意味合いのほうがぴったりくるでしょう。

 

 

■百か日法要       /ひゃっかにちほうよう

亡くなってからちょうど100日目に行う年忌法要のことをいいます(=卒哭忌(そっこっき))。

 

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■副葬品  /ふくそうひん

出棺のときに柩に納める故人が愛用していた品物のこといいます。
副葬品として柩に入れられないものは、靴やバック、CD、ビニールや化学製品等です。
また、釣竿や杖なども火葬炉の故障の原因になるほか、缶ビールやめがねなども遺骨の損傷につながるため入れることができません。
あの世でも趣味を楽しんでほしいという遺族の想いを尊重し、思い出の品の写真を撮って柩に納め、品物は形見として取っておくのがよいでしょう。

 

 

■布施     /ふせ

施しをすることをいいますが、現代のことばで言えば「親切」のことです。
最近では、仏事のときにお寺に納めるお金のことを「お布施」と言いますが、本来は、サンスクリット語で「ダーナ」といい、「何も見返りを求めずに自分の持つものを他の人に分け与えること」を意味しています。
布施には「財施(ざいせ)」「法施(ほうせ)」「無畏施(むいせ)」の三つの種類があります。
「財施」は金品や衣食住の財を施すこと、「法施」は仏の教えを説くこと、「無畏施」は慰めのことばをかけて、心からの怖れを取り除くことです。
お金や物だけではなく、仏の教えを説くことで明るい笑顔でいること、優しいことばをかけることが「布施」になるのです。
僧侶が私たちに仏の教えを説くことが「法施」で、私たちが施す金品が「財施」になります。
「お布施の相場はいくらくらいか」とよく聞かれますが、これは、いつの間にか「お布施=寺院に支払うお金」という捉えられ方になっているということです。
お布施の金額を決めている寺院もありますが、「その人の持てる範囲のものを施すこと」が布施ですので、一律の金額にするのは無理があるでしょう。

 

 

■仏教     /ぶっきょう

紀元前5世紀ごろに始まったインドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教をいいます。
仏教は、イスラム教、キリスト教と並ぶ世界三大宗教のひとつで、文字通り「仏の教え」です。
仏というのはお釈迦様のことで、約2600年前にインドにあらわれ、35歳で悟りをお開きになってから80歳でお亡くなりになるまでの45年間にお釈迦様が説かれた教えが仏教です。
仏教は人が幸せに生きるための教えです。
お釈迦様が開いた悟りは「真理」を見極めることです。
「真理」というのは「法」といい、すべてのものに平等な真理の法を「仏法」といいます。
仏法にそむけば罰を受けます。
これが「因果の法則」です。
「善い行いをすれば善い方へ」「悪いことをすれば悪い結果に」つながります。
現在生きている私たちも、悪いことをするのではなく、善い行いをして極楽浄土へ近づけるように心がけたいものです。

 

 

■仏壇     /ぶつだん

仏様を安置する壇(他より一段高くしたところ)のことをいいます。
現在は、各家庭にある箱型の「厨子(ずし)」を仏壇と呼んでいます。
本来お寺にある「須弥壇(しゅみだん)」を小さくしたものです。
南向きか東向きに置くものとされていますが、それが無理な時は部屋の上座に置くようにします。
南向きの場所に置いても、家族の目に触れない場所や階段の下などに置いたりすると、供養の意味から大きく外れてしまいます。

 

 

■仏花     /ぶっか

仏壇やお墓にお供えする花のことをいいます。
花屋などで「仏花一束○○○円」という形売っていることが多いため、目にすることも多いでしょう。
菊をメインにして、季節によってキンセンカやカーネーション、リンドウやグラジオラスなどが仏花として使われます。
百合やトルコキキョウが入ると金額があがってきます。
菊を供えるのは、菊の芳香が邪気を払う力があるといわれ、仏様を守ってくれると信じられているからです。
仏事にお供えする花の数は奇数が基本となっており、仏花として売られているのも3、5、7本が一般的です。
また、最近では本物と同じように作られた造花もあります。
脱臭効果のある造花を使用するのもいいでしょう。

 

 

■分骨     /ぶんこつ

埋葬や火葬された遺骨を複数の墓所に分けて納骨することをいいます。
火葬場で分骨する場合は、分骨用の骨壷と分骨の数だけ「火葬証明証」を発行してもらうよう事前に葬祭業者へ依頼し、なくさないように保管しておきます。
すでにお墓に納骨している遺骨を分骨する場合は、墓地管理責任者から分骨証明書を発行してもらい、分骨先の墓地管理責任者に提出します。
墓地から遺骨を取り出すとき、分骨先に納骨する際にはそれぞれ僧侶に読経をしてもらいます。
分骨を行う多くは、兄弟姉妹がそれぞれ自分の身近なところで身内を供養したいという思いからです。
中には「ばらばらにするのは嫌だ」と考える人もいます。
遺骨は「祭祀を主催するもの」に所有権があるため、所有権を持った人が拒否をした場合には分骨はできません。
どうしても分骨をしたい場合は弁護士を立てて争うことになりますが、供養のための分骨で故人を悲しませるようなことはできるだけ避けたいことです。

 

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■幣帛    /へいはく

神道において、神に奉納する供物の総称をいいます。
古来、布帛、貨幣、衣服、紙、玉、農耕具などを神に捧げ、それらすべてを「幣帛(へいはく)」と呼んでいました。
現代では、絹織物一反の布帛を「幣帛」として捧げることが多く、現品の代わりにお金を包む場合は「幣帛料」とします。
同じように神に捧げるもののうち、食物や水は「神饌(しんせん)」または「御饌(みけ)」として別に扱います。

 

 

■ペット葬儀         /ぺっとそうぎ

今では家族の一員となった犬や猫など、ペットを弔う儀式・法要のことをいいます。
一緒に過ごした大切な時間を考えると、「きちんと弔ってあげたい」という気持ちを抱くのは当然のことです。
昔は、家の庭に埋めてお墓を作ってあげることもできたのですが、今の住宅事情を考えるとそれも難しくなりました。
「ペット葬儀」が急成長したのは、きちんとした形でペットとお別れがしたいという飼い主の気持ちの表れからだと思われます。
「ペット葬儀」は専門業者に依頼するか、ペット供養をしてくれる寺院にお願いするのがよいでしょう。
仏教では「すべての生き物は生まれ変わる」といわれていますので、動物もきちんと供養すれば生まれ変わることができるでしょう。
飼い主がいつまでも悲しんでいると、ペットもこの世から離れがたくなります。
きちんとした「ペット葬儀」をすることは、心の整理をするいい機会になるかもしれません。

 

 

■返礼品  /へんれいひん

葬儀にかかわった方々に振る舞う品物のことをいいます(=粗供養品)。
通夜返礼品、会葬返礼品、香典返し等があります。

 

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■法号     /ほうごう

日蓮宗での「戒名(かいみょう)」の呼び方です。
「戒名」は宗派によって呼び方が違い、天台宗、真言宗、浄土宗、禅宗では「戒名」といいますが、浄土真宗では「法名」といいます。

 

 

■法名     /ほうみょう

浄土真宗での「戒名(かいみょう)」の呼び方です。
「戒名」は宗派によって呼び方が違い、天台宗、真言宗、浄土宗、禅宗では「戒名」といいますが、日蓮宗では「法号」といいます。

 

 

■法事     /ほうじ

葬儀に関わることだけでなく、祈願するときや慶賀を含むすべての仏教行事をいいます。
これに対し、「法要(ほうよう)」は亡くなった人のためにおこなう「追善供養(ついぜんくよう)」のことをいいます。

 

 

■法要     /ほうよう

僧侶の読経や食べ物や飲み物などのお供えをすることで功徳を積み、その功徳を故人や先祖へたむけることでその冥福を祈ることをいいます。
土日や祝日にあわせる場合は、実際の命日よりも早い日程に設定します。
また、2つ以上の法要をあわせておこなう場合には「命日が早いほう」にあわせておこないます。
ただし、「一周忌」だけは他の念回忌とはあわさず、丁寧に法要をおこなうようにしてください。

 

 

■墓誌     /ぼし

故人の名前、戒名や法名、亡くなった日付(享年・行年)などを彫刻した墓石の傍らに建てる石碑のことをいいます。
本来は、故人の名前や経歴や業績などを金属や石に刻み、柩に入れて一緒に埋葬するものでした。
「墓誌(ぼし)」の呼び名は宗派によって異なります。「戒名碑」や「法名碑」「法号碑」などともいいます。
墓誌の形は板状のものが一般的ですが、台座型のものや自然の岩をつかったものなどもあります。
お墓参りのときに、そこに刻まれている先祖の名前や歴史を知り、また、故人を偲ぶことから、「墓誌(ぼし)」は「過去帳(かこちょう)」の役割も果たしているといえます。

 

 

■菩提寺  /ぼだいじ

先祖代々のお墓があるお寺、もしくは新しく墓を求めたお寺のことをいいます。
サンスクリット語で「ボーディー」の読みを漢字にしたものが「菩提寺」で、「やすらかなさとりの境地」という意味です。
「菩提所(ぼだいしょ)」や「壇那寺(だんなでら)」ともいい、その家の葬儀や先祖代々の追善供養をおこなってくれます。

 

 

■ホテル葬 /ほてるそう

葬儀の後、遺族や親族、友人・知人といった親しい者たちをホテルに招いておこなわれるお別れ会やしのぶ会などことをいいます。
ホテル葬は無宗教葬でおこなうため、好きな音楽をBGMにしたり、室内の装飾や演出、料理などはすべて主催者、故人の生前の意思で決められます。
式次第はなく、故人の思い出を語りながら会食をし、主催者側が謝辞を述べて閉会となります。

 

 

■本葬     /ほんそう

先に近親者だけで密葬を行ったあとに行う正式な葬儀のことをいいます。
有名人や社会的影響力のある人が亡くなった場合、「社葬」など大規模な葬儀となり、準備や告知が必要なときに選択されます。
「密葬」と「本葬」は1対のものです。

 

 

■本尊     /ほんぞん

それぞれの宗派の教えの根本となる信仰の対象を形として表したものをいいます。
本尊は「根本として尊敬すべきもの」という意味を持っています。
仏教では宗派によって本尊が異なります。
「阿弥陀如来(あみだにょらい)」を本尊とするのが天台宗、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派。
「釈迦如来(しゃかにょらい)」を本尊とするのが臨済宗と曹洞宗。
「大日如来(だいにちにょらい)」を本尊とするのが真言宗。
「曼荼羅(まんだら)」を本尊とするのが日蓮宗です。
本尊を新しくした場合は、僧侶に「魂入れの儀式」をお願いします。
また、不要になった本尊や位牌は菩提寺に納め、「お焚き上げ」をしていただきます。
決して自分で廃棄処分はしないようにしてください。

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